照明資格、照明設計の日本ライティングコーディネート協会

トピックス・イベント

2023年08月02日 イベント

「これからの住宅ライティング」連載②

当協会副会長の山中先生がかつて専門誌で連載した「これからの住宅ライティング」を会員向けに紹介していきます。

第二回目は「明るさは照度では決まらない」

 

目の仕組みを知ろう

前回、照度と明るさ感は一致しないというお話をしました。今回は図などで確認していただきます。まず、ヒトが明るさを判断する最初の入力装置である「目」の仕組みを説明します。虹彩という部分がカメラで言う絞りの役割をしていて、入ってくる光の量を常に最適な状態にして網膜に取り込みます。いわゆる、瞳孔が開く・閉じるという現象です。

明るいところを見ると瞳孔が閉じて、暗いところを見れば瞳孔が開く。しかも目を守るために明るい方への順応と暗い方への順応のスピードが違うのです。急に明るい光が目に入ると瞬時に瞳孔が閉じますが、暗いところを見た場合、ゆっくりと瞳孔が開きます。言い換えれば明るさにはすぐに順応することができますが暗さには時間がかかるということです。

このことを考慮した一番身近な照明設計が高速道路のトンネル照明です。

 

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